【19日目】「モノ」ではなく「コト」を売る
僕は中高6年間、学習塾に通っていた。
数学と英語を習っていた。
各科目2時間を週1コマずつ。
A〜Cクラスまであって、各クラス30人ずつ生徒がいた。
月謝ははっきり覚えていないが13000円くらいだったかな。
塾に通いながら子どもながらにも、「塾って儲かるな」と思っていた。
僕は大学時代に、2年間ほど居酒屋でアルバイトした。
時給は800円で、1日7時間。
そんなに大きいお店ではなかったので、人がたくさん入っても30人くらい。
全く入らない日ももちろんあった。
それを店長とバイト2人の計3人で回していた。
その時僕は、「飲食店は儲からないな」と思った。
もし自分が事業をやるなら断然前者だ。
その一番の理由は「コト」を売るのか「モノ」を売るのか。
塾が「コト」を売っているのに対し、居酒屋は「モノ」を売っている。
塾が知識やノウハウを提供しているのに対し、居酒屋はお酒や料理を提供している。
もうお分かりだろう、「コト」には形がない。
つまり与えても減らない。
そのため、仕入れや品質管理や在庫管理等をする必要がない。
また、売り上げがそのままほとんど利益となる。
この違いを理解している人は、どのようなビジネスをやれば低リスクで大きく稼げるかを知っている。
ビジネス初心者もこのようなビジネスから始める方が得策である。
ただし当然、ある程度のスキルや知識は必要になるが。
そういう意味でこのネット社会を十分に活用してほしい。
ではでは。